経理夫こんにちは、経理夫です。
固定資産税、車検、火災保険、スマホの買い替え。
どれも金額が大きくて、しかも「忘れたころ」にやってきますよね。
昔の僕は、こういう請求書が届くたびに、「来月、どうやって払おう…」と金策に走っていました。
でも今は、まったく焦らなくなりました。
借金をやめて、「先に貯めておく」だけのことを始めたからです。
今日は、我が家が借金グセを手放した、その仕組みの話を正直に書きます。
昔の僕は、大きな支払いが来るたびに「金策」に走っていた
恥ずかしい話ですが、少し前までの我が家は、まとまった出費にとても弱い家計でした。
固定資産税の納付書が届く。
車検の見積もりが来る。
そのたびに、「今月の給料じゃ足りない」と慌てていました。
スマホも、iPhoneを3年の分割払いで買っていました。
金利ゼロのローンだったので、「これならお得」と思い込んでいたんです。
でも、よく考えてみてください。
金利がゼロでも、分割は分割。
毎月、過去に買ったものの支払いを抱え続けている。
これは、立派な「借金」でした。
そして一番こわいのは、お金がない時に「分割」「ローン」で乗り切るクセが、体に染みついてしまうことです。
今は固定資産税も車検も「先取り貯金」で備えている
ある時、僕は気づきました。
焦っていた出費は、実はぜんぶ「来るのが分かっていた」ものだったんです。
固定資産税は毎年。
車検は2年ごと。
火災保険も、スマホの買い替えも、時期はだいたい読めます。
だったら、突然でも何でもない。
ただ、月々のお金からよけておけばいいだけでした。
こういう、毎月ではないけれど必ずやってくる出費を、家計の世界では「特別費」と呼びます。
我が家がやっているのは、その特別費を、いわゆる「先取り貯金」で備えておく、というシンプルな方法です。
そこで我が家は、目的ごとに「ふくろ」を分けて、毎月コツコツ現金を貯めるようにしました。
今は、こんな感じで分けています。
| ふくろ | いまの残高 |
|---|---|
| 生活防衛資金(現金) | 200,000円 |
| ペット用の貯金 | 160,870円 |
| 固定資産税などの貯金 | 37,280円 |
| 車検など | 115,000円 |
| 火災保険 | 39,000円 |
| スマホ(買い替え用) | 20,000円 |


↑ 我が家が実際に使っている管理アプリの画面です。
スマホのふくろが少ないのは、ちょうど夫婦そろってiPhoneを買い替えたばかりだからです。
ちゃんと貯めたお金で、一括で買えました。
これは、経理でいう「引当金」とまったく同じ
ここで、経理を25年やってきた僕の視点をひとつ。
この「ふくろ分け」は、特別なテクニックでも何でもありません。
会社の経理でいう「引当金(ひきあてきん)」と、まったく同じ考え方です。
会社は、将来必ず出ていくお金(退職金や設備の修繕費など)を見越して、利益が出ているうちから少しずつ「引当金」として積んでおきます。
いざその時が来ても、慌てないためです。
家計だって、同じでいいんです。
将来かならず出ていくお金を、今から少しずつ取り分けておく。
それだけで、「突然の大出費」は「予定どおりの出費」に変わります。
才能はいりません。
仕組みにしてしまえば、あとは勝手に回ります。
「先に貯める」だけで、借金グセが消えた
このふくろ分けを始めてから、我が家の景色は変わりました。
固定資産税の納付書が届いても、もう動じません。
「あ、はいはい」と、そのふくろから払うだけです。
車検も、スマホの買い替えも、同じ。
分割やローンに頼らなくなったので、利息も払わなくなりました。
そして、当たり前ですが、借りていないお金は返さなくていい。
その分、家計に少しずつお金が残るようになっていきました。
金利ゼロの分割すらやめたのは、「借りグセ」そのものを断ち切りたかったからです。
守りが固まったら、次は「攻め」に回せる
現金のふくろで「守り」が固まってくると、不思議と気持ちに余裕が出てきます。
急な出費におびえなくなると、はじめて「使わなくていいお金」が見えてきます。
我が家は、その余ったお金を、少しずつ投資に回すようにしました。
守りを固めてからの攻めなので、相場が下がっても慌てずに続けられています。
その受け皿として使っているのが、楽天証券です。
\ 僕が使ってるメイン証券口座 /
まとめ:借金をやめる近道は、「先に貯めるふくろ」を作ることだった
我が家が借金グセを手放せた理由は、根性でも我慢でもありませんでした。
ただ、「来ると分かっている出費」のために、先に現金のふくろを用意しただけです。
固定資産税も、車検も、火災保険も、スマホも。
ぜんぶ「予定どおりの出費」にしてしまえば、もう金策に焦ることはありません。
会社が引当金を積むのと同じことを、家計でやる。
それだけで、お金の不安はぐっと小さくなります。
もし今、急な出費が来るたびに分割やローンでしのいでいるなら。
まずは1つでいいので、「ふくろ」を作ってみてください。
我が家にとっては、それが家計再生の、いちばん最初の一歩でした。
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【参考・出典】家計管理の中立的な情報源として/金融経済教育推進機構(J-FLEC) https://www.j-flec.go.jp/

